コーネリアスサイン会

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夜明け前

1998年12月5日、主宰が起床したのはAM5:45もちろん夜明け前、日頃早起きなんか絶対しない主宰の奇怪な行動の原因は、もちろんコーネリアスのサイン会に行くためである。

これが良い天気なら、朝日を浴びながらってことになるが、何とまた雨、主宰はまた濡れねずみになるハメに・・・。

そんなこんなで新宿(1)

[行列写真][撮られてしまった兄さん写真] 主宰が紀伊国屋本店についたのがAM7:40頃、既に並んでいる人間がちらほら(というか主宰が起きる前から大勢並んでいたらしい)、記念に写真を撮っていると「今日は写真は撮れませんよ」とご丁寧に指導が入った。

ああ残念、やはりそうであったかという気持ちとともに行列へ、AM8:00までに50人程度の人が来た様だ、AM8:00一人一人に整理券が渡されて解散。

どうやら本は後で買うことになるらしい、整理券が渡されると列が分かれ人だかりができる。ついでにごっついカメラを持った兄さんがその様子をカメラに撮っていたので、すかさずその兄さんを撮り返す、こういう事をするのは好きだ。

さてどうする?

さて、あっさり整理券をゲットしたのはいいがサイン会はPM2:00だ、この時間をどう潰す?実は主宰あらかじめ「映画を観よう」と心に決めていたので、足早に渋谷に向かう。観る映画は「ベルベット・ゴールドマイン」である。後で知ったのだがどうやら初日だったらしく、主宰が映画館についた8時半から人が並んでいた。

そう主宰は、サイン会だけでなく映画を観るのにも並ぶ羽目になったのだまあ仕方ないというか時間はたっぷりあるので、主宰は朝マックを食いながら当日券を買うために並ぶのであった。

朝9時頃に朝マックを食いながらシネマライズの前で並んでいた黒い帽子の男は実は主宰だったんである。映画の感想「丸ごとプロモーションビデオ」ちなみに、小山田君とは星つながりになるかもと、タイトルをみて思う主宰であった。

映画が終わるとPM0:00、LOFTでクリスマスカードを買った後、新宿にとんぼ返りだ。

そんなこんなで新宿(2)

PM1:45、新宿駅付近で、飯食いながら、映画のパンフを観て暇を潰し、紀伊国屋に来た時間である。しばらく店内をうろうろしていたが、どうやらもう並んでいるらしい、手持ちの整理券にはPM2:45と書いてあるが特に関係ないらしい、店員の誘導で階段に並ぶ。うわ、 もうこんなに人がいっぱい。

階段を1時間かけて上る

後になって気づくのだが、小山田君のいるのが最上階、我々が現在1F、サインをいただいたのがPM3:00位なので、実に階段を一時間かけて上ったことになる。その間どうしていたか?主宰は「ベルベット・ゴールドマイン」のパンフを隅から隅までぐぐーと読んでいた。 このパンフは面白い、映画観なくても済む位だ(笑)そう、階段でパンフを読んでいたのは主宰だったんである。心当たりのある方は、おめでとうその人が私だったんです。無い人は、今度はライブで会いましょう。

そして最上階

元来、えらい人やボスというのは建物の一番高いところにいるもんである。社長然り、殿様然り、王子さま然り、小山田君もそうだった。やっと来たよ最上階、手には引き換え券というか、整理券にお買い上げレシートを貼ったものを持って、その一瞬を待つのだ。

スターとご対面

こういう時に感心するのは、女の子ってのは何かしらネタ考えて小山田君とお話をするのが上手である。小山田君がアメリカツアーのときにサインしたTシャツを着た女の子というのがいて、へーこれは大ネタだなーすげーなーと思ったものだ。実際写真とか撮られてたよなー。

で、主宰は思った、実は主宰、小山田君とお話できるなんてぜーんぜん考えていなかったんである。孤高のロックスターは無口だと信じていたのである。(やや脚色)ああ、どうしよう。ちなみに主宰は小心者。

あ、ネタあった、このサイト自体ネタじゃんというわけで、主宰は図らずともサイトの宣伝をするのであった。

主宰:あのー僕ホームページ作ってるんでよかったら観てください

スター:ああ、それはどうも。どんな名前なんですか

主宰:トラットリア・チェイサーって奴なんですけど・・・

スター:あ、それ僕、観たことありますよ。

主宰:(かなり舞い上がっている)これも多分載るんで観てください、どうも

うわ、見に来たことあるんじゃんと喜ぶ思考も残らんほど舞い上がっていた主宰は一応言う事は言えたのでホっとするのと同時に、喜んじゃってドーパミンが出っ放しになってしまったとさ。足とかがくがくだし、はっきり行って、好きな人の前で告白するような感じというかそれより遥かに緊張した。はー、生きてて良かった(笑)スターとお話しちゃったよ。ちゃんとサインも書いて頂きました。

家路

無事、サイン本を手に入れた主宰は、うかれちゃっておぼつかない足取りで、家路につくのであった。ああ、疲れた。

[これがサインだ!]
ポイント

今回のサイン会のポイントをいくつか

  • 朝早く整理券を配るのはどうなんだろう?
    正確には整理券配るのとサイン会の時間が離れすぎると暇潰すのにツライんだ。 とくに、主宰のような田舎者にはこたえる。
  • 土曜の2時はどうなのか?
    善良な学生の皆さんは多くが学校に通っていた時間(この日は第1土曜日)主宰には関係のない話しだし、そのおかげで行列が短くて済んだのかもしれないが、残念に思っている若者は多いぞ。
  • 500冊という数はどうか?
    良く、500冊もサインしてくれたと思って感謝してます。すげえ大サービス。
  • 紀伊国屋本店は場所的にどうなんだ?
    外資系レコード店みたいにステージに上がって、握手してくのは小山田君らしくないよなーでも紀伊国屋みたいに階段にずらーってのもどうなんだろう?
とにかく、サイン会が無事に終わってくれてほっとしている今日このごろ、スターも日ごろ見慣れないファンと大勢会えてさぞかし懲りたと思います(笑)次は1000人に挑戦(笑)主宰はシーガル・コーネリアスと来ていよいよ年末ライブへの準備完了といった感じである。