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WORLD WIDE APE HEADS SHOW

APE HEADS初体験の主宰の印象

「ファッションショー」

これはライブではなく、ファッションショーだ。APE好きのためのAPEのイベントである以上主役はNIGO、いくらコーネリアスが出ようがスチャが出ようがNIGOなんである。そういう意味で立派にショーなのだった。

ここで主役はTシャツだという意見もあったが却下。それをいっちゃあおしまいよ。

主宰@原宿

主宰の朝は遅いというか休みの日なんだから寝かせてくれよっつーことで午後の1時起床。せっかく休みだから原宿経由で行こうっつーことで原宿についたのは3時半である。休日の表参道には自称アーティストの皆さんが思い思いの品を売っている。あーなんつーかどうでも良い。個人的に似顔絵とかは好感が持てるのだが、どこの馬の骨とも判らん写真やら、詩集やらに興味は無いのだ。もっとも原宿ってのは昔からどこの馬の骨とも判らんものを売りつづけて、その中から生き残ったものが流行になったりするようなところなのだが。

それにしてもお前らの売り物はかたちばかりで根性が入ってないね。機械の進歩で全体のクオリティが底上げされたのを自分の力と勘違いしちゃいないか?大事なのは根性だよ根性。お前の売り物には根性が足りない。などと思うがそれをいっちゃあおしまいなのだ。

あ、そーいえばマニアはもう渋谷にいるはずだなー。ハラ減ったからパシらせて何か買ってこさせようつうことで、マニアに電話。

「おーいマニアーいまどこにいんのー?え、もう渋公?早いねー何?もうTシャツ売ってる?つうか並んでる?マジ?じゃあ今から行くよー」

主宰、表参道を全力疾走(笑)体調が悪いのに走るもんだから気持ちわるーい汗が出まくりである。つうことで走ること10分ほどで渋公到着。とりあえずマニアに蹴りを入れるのであった。マニアはすかさずまわし蹴りで応戦、つうかお前そのまわし蹴りモロに入ってるっつーに、手加減とかそういう言葉を知らんのか?

(マニアはこの後コーヒーを買わせようとして360円(3本分)を渡したら3本まとめて買うと実は362円だという罠にかかり、2本しか買えなかったというこれでもかというネタを披露する。1本ずつ買えよ。お前の頭は何のためについている?)

主宰@渋公前

ああ、ホントだ(笑)並んでる並んでる。何?チケット持ってる奴しか買えないんだへー。という事で、チケットにチェックを入れる念の入れようで一人1サイズ1枚限り。S・M・Lとあるので一人3枚は買えるのか(ここで3枚もなのか3枚しかなのかは個人によって違うだろう主宰的には3枚も。だってさー1万5千円だよープレステ買えるよー)へー考えたよねー。まあ、主宰的にはまったく関係のない世界の話である。

さて世のマニアが殺到するTシャツであるが。何か良い感じ。主宰はバックプリント猿勢ぞろいが好きなのだ。サイズは売り子の兄さんと話した結果Mに決定。着てみたらジャストサイズだった。主宰は174cmなのでホントならLサイズなのだが、なで肩で貧弱な体型なので、大体はMサイズでOKなのだ。但しこれで5000円つう値段が妥当かどうかは良く判らん。オカ君の「こんなもん着て渋谷歩いたら間違いなく狩られる」という意見に納得したので、現在はたま−に部屋で着たりするだけだったりする。着心地は良い。

ちなみにこのTシャツが初APEなのだ。これで俺も裏原宿系?系?26ってまだOK?K?

この行列、そのまま入場の列になったのだが、会場間際にはとんでもない長さになった。何せ渋公から坂を下ったコンビニ付近までかるーく500mほど伸びたのだ。その光景はまさにドラクエ真っ青である。

主宰in渋公

入場すると主宰は2回席へ、おーなんか見なれない角度でステージが見えるなー。絶景かな、絶景かな。正面には「DAPE」とかかれたブリフタ−ケース(スターウォーズのフィギュアが入ってる様なケース)風のセットと、両袖にはドラムを叩くAPEの姿が、おおすげー

とりあえず今回主宰はのんびり見学としけこむことにしたのだ、隣の席のアパレル関係と思しき2づれの、「このTシャツいいのかな」「いいんだよとっとけばプレミアつくんだから」つう、定番トークにやや気分を悪くしながら。(注:主宰は大のプレミア嫌い)開演を待つのだった。

ユウヒーズ・嶺川・スーパーカー・スチャダラパー

で、悪いが、この辺の皆さんのコメントは一緒に、ユウヒーズは途中からお約束の様にホフになった。「僕のベイビー」という紹介に笑う。嶺川さんのライブが観れて感激、久しぶりのライブらしいが、以前何時やったかを俺は知らない。スーパーカーは正直良く知らんカメラのCMに女子が出ていることしか知らん。知ってる曲があったので知らずに聞いているらしい。スチャは何よりその登場に感激。日本一ブリフタ−ケースの似合う3人組でしょ、ライブも良い、上手いし何せノンストップ、休まない。黄色い声援こそ少なめだが。主宰はいたく感激。

主宰舞台仕掛けに驚く

ユウヒーズが終わったと思ったときなんと舞台が回転した!!当然会場はどよめく、お約束のように主宰の頭には「ドリフのコントのおちのテーマ」が盛大に流れる(笑)すげ−カッコイー(笑)カッコ良くかつセットチェンジを素早く出来るじゃないか!(実際にはそんなに早く無かったが)アタマいいー

コーネリアス

さて、コーネリアスだが、何と痛恨のビデオのフライングが起きた。しかも初お目見えと思われるビデオがちょろっと流れてしまったのだ。あいたたた・・・、主宰は今まで何度と無くコーネリアスのライブを観たがこんなことは初めてである。結局ビデオはその後もフライング気味でスタート。インターバルのBGMが切れないまま、なし崩し的にスタートしてしまったのだ。

コーネリアスの最近のライブを見た人にはお馴染みのタイトルカーテンビデオは先ずガツンと盛り上がる部分なのにダラダラーとスタートしてしまい正直ちょいギレ。

それに、あれだ、折角のブリフターケースもどきも使わずにひょこっと袖から出てきたのもちょっと残念。もちっと気の利いた演出をしてくれても良かったぞなどと思う。1曲目がMic CheckだというのとMonsterがあった(あれはMonsterだよな?)という他は定番メニュー。

セットリスト

  1. Mic Check
  2. Count 5 or 6
  3. Monkey
  4. Star Fruit Surf Rider
  5. Monster
  6. E
〜アンコール〜
69/96

アンコールの最後にはボーズの司会でアーティストが順に紹介され最後にNIGOさんが出てくるといういかにもショー的な終わり方で公演は終了。

コーネリアスは正味20分弱、主宰の中では過去最短である。インストアイベント並である。ワンマンではないので短くても良いのかというとそうでもなく、やはり今回に関してはめちゃ短いと正直思った。フラッシュやら、ミラーボールやらは結構、気合の入った光り様だったのでなおさら残念。

ライブの印象は、雰囲気から何から、関係者の関係者による関係者の為のイベントがそのままでかくなった感じ。でも、いいのか。お祭りだし。

エピローグ

オカ君のネット仲間などに会いつつマニアに蹴りを入れつつ外でたむろする。物販は見事にTシャツは完売したらしく、改めてその売り上げっぷリに感服、つうか己も買っとるしな(独り突っ込み)。しっかしあれだね、APE人気凄いね。やはりAPEファンじゃない人間が小山田君目当てに行くにはちょっと敷居が高いのかなーと思いつつ来年は出演者次第だなーなどと思いつつ飲みに出かけるのだった。ちなみにこの晩、酔っ払いを担いで歩く羽目になったのだが、それはまた別のお話。